北川景子さんが主演する「あなたを奪ったその日から」が2025年4月21日からスタートしました。
2歳と0歳の子供がいる筆者が、母親目線も含め第2話のネタバレレビューしていきたいと思います。
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ドラマ「あなたを奪ったその日から」第2話 あらすじ
仇の娘を誘拐!? 旭(大森南朋)が突然いなくなった愛娘の行方を懸命に捜す一方で…紘海(北川景子)は殺すつもりで誘拐した幼女にある感情が芽生え始める――

母親を覚えてない萌子に、自分が母親だと思い込ませて…ここからどうなるか気になります!
※以下、ネタバレあり。
※ドラマ鑑賞が趣味のあんずの率直な感想です。気分を害される可能性もございますが、その点はご容赦いただき自己責任でお読みください。
ドラマ「あなたを奪ったその日から」第2話 ネタバレ&感想
冒頭
結城旭の自宅に警察が来ています。消えた萌子の服装や年齢を確認し捜査を進める模様。
職業を聞かれた結城は「義理の父の事業を手伝っています」と回答。妻について聞かれると「実は離婚してまして…」と言いづらそうに答えます。
「萌子の身の回りのことは萌子の祖母とときどきベビーシッターに任せている」そうな。



萌子が母親の顔を覚えてないのもうなずけます
しかし義理の父の事業ってなんだろう?
そういえば結城の家を見ていた変な女を見かけたと警察に告げる長女の家庭教師、玖村(くむら)。
警察から、その女に心当たりはないかと問われ、結城旭は黙り込みます――
場面が変わって紘海の自宅。萌子は紘海を「お母さん」と呼び疑問を投げかけます。
「ねえお母さん、お母さんとママって同じ?」
母親のことをずっと”ママ”と呼んできた萌子。紘海に「ママじゃなくて、お母さん」と言われて受け入れつつ、不思議に思った様子。



ナイス切り込み!紘海はなんと答えるのでしょうか
ところが紘海は「今、忙しいんです」と疑問には答えず、スマホで『江東区 誘拐』で検索。
ここでインターフォンが鳴ります…!
「かくれんぼ、してなさい!」と萌子を隠し、ドアスコープから外をのぞくと、女性が立ってました。
隣に引っ越して挨拶に来たという野口。夜の仕事をしているそうで、昼は寝てたから挨拶が遅くなったとのこと。
「あまり顔を合わせることはないと思うんですけど、よろしく」という感じで勤める店のママおすすめだというどら焼きを紘海に手渡します。
ここで「どら焼き⁉」と隠れてたクローゼットから出てきてしまう萌子。



隣に子供が住んでると思われてしまった!ハラハラ展開です
玄関からは萌子の姿ははっきりとは見えませんが、萌子の脱いだ靴があります。
さりげなく体を使って隠し、子供好きなんです!という野口に「料理の最中ですので…」と話を切り上げる紘海。
ドアを閉めてはあ、と息をつきます。
萌子の靴にはかかと部分にしっかり「ゆうきもえこ」と記名がされてました。



防犯上、外から見えるところに名前を書くってちょっと気になるけどね~
場面は変わってスナック”蝶”
警察と一緒に結城旭と元部下で後輩の望月が会いに来たのは鶴田真由扮する江身子。
萌子を連れ去った相手として心当たりのある女は、萌子の実の母親だったようです。
「生れたての赤ん坊を放り出して、若い男と家でするような女が、今さら子どもさらうと思う?」
江身子は、萌子がいなくなった時間帯は店の掃除をしていたと言います。
両隣の店にアリバイを確認しに行く警察。
悪かった、本気で君を疑ってるわけじゃないんだ、という結城旭に、江身子は「別に、どっちでもいいけど」とぞんざいに答えます。



ママ、だいぶすれた感じ…!
実の子供が誘拐されたというのに、その態度かい、と思いつつ、彼らが去ったあとに煙草に火をつけた彼女の手は震えているように見えました。



やはり、心配なのかしら
一方、うとうとしながらどら焼きを食べていた萌子。テーブルにつっぷして寝てしまいます。
そんな彼女をベッドに寝かせる紘海。



しかし何もない部屋ですね…!
萌子が寝てる間に車でどこかに出かけた紘海。周囲を気にしながら川のそばの木に萌子のダウンジャケットを引っ掛け、靴を川に投げ捨てます。
ここでオープニングになりました。
前半
24時間のディスカウントストアで買い物をしてきた紘海。
サンダルを履いて玄関の外に出ていた萌子を「家にいてって言ったでしょ!」と慌てて玄関の中に入れます。
「おかあさん、萌子のおくつは? みみちゃん(うさぎの絵)のおくつ」
萌子に問われ、紘海は言葉を濁しながらどうにか答えます。
「おくつは逃げました。萌子さんが言うことを聞かないので、おくつは逃げてしまいました。食事にします」



萌子に対して敬語なのね
すすり泣く萌子を背に、ディスカウントストアの袋の中には子供用の靴が見えています。



買ってきたけど、お気に入りの靴とはだいぶ違うよね…
しかも金持ちだからみみちゃんのおくつは高かったのだろうし
買ってきた冷食は、アレルギー対応食品のパスタとハンバーグ。
でも萌子は手をつけません。
「食べないんですか? 何だったら食べるんですか?」
不貞腐れてる萌子は「いらなーい」と言います。
「お母さん、嫌い」
「そうですか。それで結構。早く食べてください」
「おうち帰る。おうち帰る!」
「ここがあなたのおうちです!」
思わず語気を強めた紘海に、萌子は目を丸めます。
どうしよう。
子どもには慣れてるはずなのに、
この子と接するのは、こんなにも難しい――
一方、夜間捜索を続けている警察と一緒に、望月も萌子を探している様子。俺も探す、と電話越しに言う結城を「帰ってくるかもしれないから、そこにいてください」と留まらせます。
自宅ソファで憔悴したように上を向く父親を冷めた目で見る長女、梨々子。
「こういうの、なんて言うんだっけ……あ、そうだ」



「因果応報」 ですね。
「ピザ食べて亡くなったあの子、萌子と同じ3歳だったよね……やっぱりその報いで――」
「くだらないこと言うな!……もう2度と、あの件の話はするな」
厳しい表情で結城はリビングを去っていきます。



家庭教師をからかって妹の心配をあまりしてないように思えた姉ですが、やっぱり心配はしてるのかな…?
一方週刊さざなみの砂羽。
「結城社長はうそをついている可能性がある。彼の主張する調理工程で言うと、アレルギー素材であるエビが混入することなどありえなかった」
「ほかの商品の材料から混入した可能性は?」と資料を見ながら訪ねる元木デスク。



この東砂羽も謎の存在…タレコミとはなんだったんだろう
「結城旭によるとこの日、店にエビのストックはなかったし立ち入りした警察もエビをみつけることはできなかった。でもこんなの隠そうと思えばいくらでも隠せるでしょ?」と主張する砂羽。
裏も取れてるというタレコミで、結城が混入の証拠を隠ぺいした、と砂羽は言います。
場面は変わって、結城家。
「俺も探してくる」と玄関を出る父を追いかける梨々子。
「ちょっと待ってよ、まだ不審者が近くにいるかもしれないんだよ。一人にするんだ?」
戸締りをしなさい、と言う父親に「じゃあ家庭教師の玖村先生を呼ぶ。今夜はふたりっきりで過ごすことにする」と言う梨々子。
結城は「何かあったら連絡しなさい」とため息をついて行ってしまいます。



梨々子、寂しいし不安なのかも…祖母とか呼べないのかな
父親へなにかと複雑な思いがあるようです。
結城が向かった先は週刊さざなみの会社でした。
出てきた砂羽に「今日の夕方どこでなにをしていた」と突然詰問します。
「会社にいましたけど…」と結城の剣幕に戸惑いながら砂羽が答えると、結城は険しい表情のままおもむろに取り出したスマホで砂羽を撮影し、去っていきます。



突然の写真に砂羽もびっくり!
一方紘海の自宅。
萌子をベッドに寝かせ、自分は床に横になりながら「女児 行方不明」とスマホで検索している紘海。
眠れない様子の萌子は背を向けた紘海の背中に寄り添うように横になります。
「眠れないんですか。いつも夜は誰と寝てるんですか?」と背を向けたまま問いかける紘海に萌子は「ひとり」と答えます。



父親は仕事だし、姉は面倒見はよくなさそうだしね…
「おかあさん、ぎゅっとしていい?」と言う萌子に紘海は「いいけど…」と答えます。
思い出されるのは愛娘の姿。ぎゅっと娘を抱きしめているシーンを思い出します。



子供をぎゅっとすると独特の安心感というか優しい気持ちがこみ上げるんだよね
背を向けていた紘海ですが、たまらず向き直り萌子の頭を撫でます。そこで萌子に熱があることに気づきました。
診療所に車でやってきた紘海。チャイルドシートから萌子を下ろし、冬平医院のドアを叩きます。
ただの風邪と言われ、紘海はほっとします。
場面は変わって、父親から送られてきた砂羽の写真を家庭教師の玖村に見せる梨々子。
「はっきりとは覚えてないけど、違うような…」と玖村は首をひねります。



結局家庭教師を呼んだのね。
そしてワインをグラスに注ぐ梨々子
「ねえ先生、うちって狂ってると思わない? ママは若い男と出て行って、妹は行方不明。」
「一番狂ってるのはパパ。年頃の男と年頃の娘をふたりっきりにするなんて、どうかしてるでしょう?」
そう言って先生を誘惑しようとする梨々子ですが、「こんなときのよくそんなこと言えるな!君こそ狂ってるよ!」と玖村に突っぱねられます。
結城が帰宅すると、梨々子と玖村は言い争ってました。
「ねえパパこの人クビにしてよ!私の体触ったんだよ!クビにしてよこんなセクハラ教師!」
「はあ!?どっちが? ちょっと待ってください、こんな話、信じるんですか!?」と言う玖村。黙っている結城に梨々子はなおも「パパ!」と詰め寄ります。



パパに心配してほしいんだね…
しかし萌子のことで頭がいっぱいの結城。梨々子に「いいかげんにしろ!」と言い、玖村に「もう二度と来るな」と言い放って電話に出ます。
「こんな家、頼まれたって二度と来るか」と吐き捨てて家を出ていく玖村。
その姿を見送る梨々子はどこかさみしそう…
一方、病院で萌子の保険証と医療証の提示を求められる紘海。忘れた、という体にして全額を支払います。
結城が警察との電話を終えると、梨々子が話しかけてきます。
「もしかして、誘拐とか?」「おい!」と声を荒げたあと「シャワーに入ってくる」とソファを立ちます。
その背中に叫ぶ梨々子。
「シャワーってなに!…ねえ、なんで普通にしてられるの?」



娘、思春期特有の拗らせか⁉と思いきや、パパを動揺させたいのかな?
なんでそんな冷静なわけ…?今も、ママが出て行ったときも! あのピザのときも…
なんなのあの謝罪会見…



結城が「子どもが何を口にするかは大人に委ねられている。なにかあったら大人の責任です」と言った会見ですね。
その会見で結城は『被害者の親が悪いって言うんですか!?』と記者から糾弾されていました。
それを思い出し、「一番おかしいのはパパだよ!」と言い放ってリビングを去っていく梨々子。



この会見のあたり、少し気になりますね
【考察】結城は大人の責任、といっても親の責任とは言ってない。自分たちを含めて大人の責任と言ったつもりだったのかな、という気もしなくないです
われに返るって、きっとこういうことだ。
いったい私は、なにをどうするつもりだったんだろう――
萌子の熱を測りながらベッドわきに佇む紘海。目を覚ました萌子は紘海に告げます。
「保育園バス、ここまで迎えに来てくれるかなぁ。しょうくんと今日かくれんぼするって約束したの」



もちろん、来るはずがありません
話を逸らすように紘海は言います。
「お腹すいてない?お母さん、萌子さんの食べたいもの、なんでも作ります。なんでも言って」
だけど冷蔵庫は空っぽでした。
後半
スーパーの前で雪子先生へ欠勤の連絡をする紘海。その隣には目深に帽子をかぶった萌子が立っています。
帽子を取ろうとする萌子に、紘海はあわてて言います。
「これはね、ゲームなんです。見つかっちゃいけないゲーム」
紘海と距離を取りつつ、萌子はスーパー内で好きな食材を持ってきます。
- サバの切り身
- 海苔の佃煮
- イカの塩辛



ラインナップ渋すぎない⁉
それを見て思わず微笑む紘海です。
「渋好みなんだ」
ミッション発生!ミッション完了!と人とすれ違うたびに帽子を目深にするゲームをすると、萌子は「お母さん、楽しいね」と嬉しそう。
そんな彼女に紘海の表情は複雑です。
萌子がお絵描きをしているあいだに手際よく料理をする紘海。手を動かしているときの彼女はイキイキしているように見えます。
食卓に並んだのは見本のような和食です。
- ごはん
- 味噌汁
- サバの味噌煮
- 筑前煮
- かぼちゃとブロッコリーのサラダ
- 塩辛と佃煮
「萌の好きなものばっか!」と喜ぶ萌子といただきますをして、サバは食べやすいようにほぐしてあげます。
「美味しい!こんなの初めて!」
いつもは買ってきたものや祖母の料理を食べているという萌子。
嬉しそうに食事をしている萌子に紘海は「さっきこれが届いたんです」と箱を取り出します。
萌子が箱を開けると、中にはうさぎのイラストがついた靴。
「みみちゃんのおくつだ!」
「萌子さんがいい子にしてたから、みみちゃんはまた会いに来てくれたんですね」
「パパは?パパもいい子にしてたら会いに来る?」
はっとした顔で紘海は口を閉じます。
とっくに気づいていた――
この子を利用して復讐するなんて間違いだと――
歯磨きをさせながらのモノローグ。
まだ陽が差し込む時間帯。靴を履かせ、萌子の一番行きたい場所に行こう、と玄関を出ます。
萌子と線路沿いを歩きながら汽車の歌を歌う紘海。娘を思い出して思わず声が震えます。
川沿いまで歩いてくると、「ミッション発生」と言って萌子を立ち止まらせます。
「あそこにいるお巡りさん見える?あの人にお名前を言いなさい。できる?」



警察に萌子を返そうとしてるのね
練習しようかと言って、萌子に自分の名前を言わせると、反対に萌子からも「お母さんも練習しよっか。お母さん、お名前は?」と無邪気に尋ねられてしまいます。
なにも答えず、紘海は「もう行きなさい」と行かせようとしますが…
「お母さんは?」と立ち止まる萌子。
「お母さんは行きません」と踵を返す紘海。
立ち去ろうとする紘海の後を追いながら、萌子は言います。
「萌が悪い子だから? お姉ちゃんが言ってた。萌子は悪い子だって」



こじらせ梨々子め……やはり妹にそういうことを言ってたのね
「悪い子だから、萌はママに捨てられたって……悪い子だから、捨てるの?」
「おかあさん」
わかっている
今ここでこの手を、
この手を伸ばしたら……
もう、二度と引き返せない
振り返って、萌子を抱きしめる紘海。
「萌ちゃん……お母さんもう、二度と離さない」



音楽と北川景子さんの表情と演技に涙。
親というものは、悲しい生き物だ――
結城が水を飲むと、冷蔵庫に貼ってあった萌子の絵を手に取ります。
子を思うあまり、気が付けば闇の中に足を踏み入れ
出口のない暗闇をさまより歩く――
モノローグを背景に、線路沿いの道を、今度は萌子をおんぶして戻る紘海です。
私は、どこに向かっているのだろう――
リビングでひとり絵を見つめる結城に、何か腹に入れときましょうと差し入れを持ってくる望月。



この望月もなにかひと癖ありそうな気がします…!
そこへ警察から電話が入ります。
確認してもらいたいものがあると呼び出されたのは河口付近。そこにはブルーシートが敷かれ、萌子の靴と上着が並べられていました。
ここから二キロ先の場所で上着が発見され、靴もそのあたりから流れ着いた、と告げる警察。
子供が足を滑らせてもおかしくない場所です、と言われ、結城は血相を変えます。
「それじゃあ、萌子は、その、川に落ちたと……それは違う!萌子は一人で水辺に近づいたりしない!これまでそんなことは一度もなかった!」
見つかったのは靴と服だけ。希望を失うのはまだ…と励ましの声をかける望月に、結城は萌子の絵を見せます。
その絵には、三人の人が描かれていました。梨々子と萌子、そしてそのとなりに後ろ向きに立っている人物。
結城は家では萌子に背中しか見せていなかった、そのことに気づいてもいなかった、と悔やみます。
「なあ望月、因果応報って信じるか」
「自分のやった行いが、いつか自分の身に返ってくる。そんなことあると思うか?
一年前のあの事故が……こんな形で報いを受けた。
お前は信じるか?そんなこと……」
悄然とする結城ですが、「そんなこと、あってたまるか!」と己に言い聞かせるように叫びます。
「萌子はひとりで川に行ったりしない!きっと誰かが萌子を奪ったんだ。俺は絶対に許さない!必ず取り戻す!」
一方、梨々子はSNSにある投稿をします。
『家庭教師に来てた玖村毅に体を触られました。やめてと言ったのに何度も触ってきて怖かった――――最低のセクハラ家庭教師』と顔写真付きでポスト。



だいぶ鬱憤が溜まってるのか…?しかしこれは酷い!
”これ以上醜くなりたくないのと――”と歌が流れ、主題歌であるback numberの曲「ブルーアンバー」の歌詞が梨々子のどこか悲痛な笑みに絶妙にリンクします。
そして帰宅した結城を出迎えたのは数名の記者たち。そのなかに砂羽の姿もあります。
萌子ちゃんのお父さんですか?
お嬢さんがいなくなったとき、どんな状況だったんですか?
3歳の女の子というと、いやでも一年前の事件のことが思い起こされます。今どのようなお気持ちですか、結城社長。
ほかの記者に紛れ鋭く切り込む砂羽。



ちょっと同情してしまう。
それでも結城は「一年前の事件とは、なんのことですか?ご質問の意味がわかりません」と切り返します。
紘海が萌子を寝かしつけたあとにテレビをつけると、萌子が行方不明になっているとニュースが流れます。
スマホで検索すると、週刊さざなみのオンライン記事に結城の動画が載せられていました。
そこには自宅前でのやり取りの続きがありました。
『一年前、お宅の商品を口にして死亡した3歳の女の子のことです』と砂羽に言われた結城は『事件じゃない。あれは不起訴になっています』と答えています。
紘海がニュースに目を戻すと、背後から萌子が「お母さん、今萌子のお名前聞こえた」と起きてきます。背を向けたままテレビを消し、紘海は静かに口にします。
「美海(みみ)ってどう? みみちゃんのお靴の美海。かわいい名前だと思いませんか?」
「美海?」
「そう、中越美海。あなたのお名前」
どこか狂気をはらんだ笑顔を浮かべる紘海の言葉で、2話は幕を下ろします。
「私はね、中越紘海。あなたのお母さん」
ドラマ「あなたを奪ったその日から」第2話 感想まとめ
一度は萌子を戻そうとしましたが、結局新しい名前を与えて自分の名前も教えてしまいました。
これでもう完全に後戻りできません。



終始萌子に敬語で距離を置いていたけれど、今後はどうなるのかな…?
川に落ちた方向で警察の捜査は進むかもしれないけれど、戸籍とか保険証とかどうするのだろう!とささやかな疑問が生まれます。
次回も目を離せません!