2025年3月31日にスタートした朝の連続テレビ小説、通称朝ドラの「あんぱん」。
国民的人気キャラクターのアンパンマンを生み出した”やなせたかし”とその妻である”暢(のぶ)”をモデルにした物語です。
ということで、朝ドラ大好き!なあんずが好き勝手にツッコミながらレビューをしちゃいます。
- 朝ドラ「あんぱん」5話のあらすじ、内容
- 朝ドラ「あんぱん」5話を見た率直な感想
- 朝ドラ「あんぱん」5話のネタバレ
朝ドラ「あんぱん」4話 あらすじ
朝ドラ「あんぱん」第1週のタイトルは「人間なんてさみしいね」です。

ノブと嵩の心がギッタンバッタン、な前回でしたが今回は…?
高知県の御免与町(ごめんよちょう)で暮らしている元気いっぱいの女の子、ノブ。
転校してきた嵩(たかし)をいじめっこから助けるなど気にかけてましたが、その嵩の母親が彼を置いて出て行ってしまい、嵩を守っちゃる!と宣言したものの、嵩から断られてしまう。
さらに大好きな父親が心臓発作で亡くなってしまい…
※以下、ネタバレあり。
※ドラマ鑑賞が趣味のあんずの率直な感想です。気分を害される可能性もございますが、その点はご容赦いただき自己責任でお読みください。
朝ドラ「あんぱん」4話 ネタバレ&ツッコミ
執筆者のあんずはアンパンマンに興味がわいてコテンラジオのやなせたかし編を聞きこんだにわかです。感想の途中途中で”しったかぶり”なツッコミが入ります。ごめんなさい。
冒頭
昭和2年秋。大好きな父ちゃんが旅立ちました。
結太郎の葬儀の場面から物語が始まりました。
ノブは泣きませんでした。一粒の涙も出なかったのです。
本編 前半
登校したノブに、先生たちは優しく声をかけます。
嵩も心配そうな表情。
息子が亡くなり、ノブの祖母くらは気落ちしています。
往診にきた嵩の伯父寛に、「結太郎はなんのために生まれてきたがやろ…」と問います。
「子供のころから、自分の夢を必死に追いかけた。それが、結太郎の喜びながや」
近所の人が好きな団子を持ってきてくれても、くらは食べません。



息子を失うのはつらいよね…
ノブも元気がありません。
屋村に事情を説明する嵩。
「おまえの父ちゃんはどこにいるんだ?」と屋村に問われ、答えます。
「もういない。支那(しな)の厦門(あもい)ってところで病気になって死んじゃったんだ」



嵩の父もノブの父も、遠いところでひとりで亡くなったんだね…
落ち込んでいる嵩に、屋村は言います。
たったひとりで生まれてきてたった一人で死んでいく。人間ってそういうもんだ。
人間なんて、おかしいなあ
落ち込んでる嵩に声をかける伯父の寛。
嵩は落ち込んでいるのではなく、どうすればノブに元気になってもらえるのかを考えていたのでした。
僕にできることはないのかな?
そればっかりは、医者にも治せん。時という薬しかない。
でも、それが生きちゅうこと。
生きてるから、悲しい。
生きてるから、苦しい。
生きてるから、いつか元気になってきっと笑える日が来る。
標準語にしてますが、伯父さんの言葉です。



このセリフ、あの歌を思い出します…!
やなせたかしが作詞した「ぼくらはみんな生きている」
ぼくらはみんな生きている
生きているからかなしいんだ
~中略~
生きているから笑うんだ



伏線…というか、エピソードをちりばめてくる!
中園ミホ脚本最高!
本編 後半
息子の墓石を彫ることになり、祖父は嘆きます。
そんな中、父を最後に見送った駅へと走るノブ。
駅で父の姿を探しますが、当然そこにはいません。
しかし、駅には嵩の姿が。
あの日、ノブが父を駅まで見送った日に、嵩も駅を訪れていてその場面を見ていました。
そしてノブと父の姿を思い出して絵に描いていたのでした。



絵を見てはじめて涙を流すノブ
家に帰る途中で屋村と出会い、そのままノブの家に帰ります。
屋村はアンパンを作ってもってきてくれたのです。
だんごも食べなかった祖母のくらも、アンパンを食べて「おいしい」と笑顔を見せます。
アンパンを食べて、胸がホカホカすると、笑顔になる朝田家の面々。
朝田家の人々は、ホカホカのあんぱんに生きる力をもらったのです。



あんぱんを食べてホカホカするなんて、アンパンマンのテーマですやん
そうして物語は来週に続くのであります。
朝ドラ「あんぱん」5話 感想まとめ
人間なんて、さみしいねの第1週が終わりました。
ノブの父が亡くなって落ちていた朝田家の人たちがあんぱんで救われる。
アンパンマンの根本を思い出させるシーンでした。
あと屋村の風貌がジャムおじさんすぎ。



どのようにしてふたりが成長し、結ばれ、あの国民的人気キャラクターが誕生するのか、わくわくドキドキです!